学んだことを表現する~1B数学最後の授業~
3月12日(金)
本日、1年B組で、今年度最後の「数学の授業」を行いました。
内容は、単元「鏡映の世界」と、6・7月に行った単元「マグナスティックピラミッド」のまとめ作品制作です。
「鏡映の世界」のまとめ作品は、いろいろな大きさ、多面体を映し出すテーパー万華鏡です。
正多面体の中心角をもとに角度を設定した台形を組み合わせて制作しました。
制作過程で生じるズレを修正しながら取り組む姿は、真剣そのものでした。
制作したテーパー万華鏡は、映し出す面の色や柄を変えたり、鏡の外側を色紙でデコレーションしたりしました。
美しい正多面体を映し出す万華鏡を制作することができました。
「マグナスティックピラミッド」のまとめ作品は、綿棒ピラミッドです。
強度の関係で、ピラミッドの側面を一つ作ることにしました。
35段作っただけでも、2mを超える作品となりました。
時間の関係で伝えきることができませんでしたが、35段で1295本もの綿棒を使用しています。
これは、7月に解き明かした346920本が正確な本数であることを示しています。
また、余った綿棒を使って、いろいろな立体アートを制作しました。
私は、制作に励む皆さんの姿を見ながら、二つのことを感じました。
一つ目は、学んだことを表現する機会の重要性です。
実際に試したり、作ってみたりする中で、追究したことの確かさを実感するのはとても大切だと再認識しました。
二つ目は、1年B組の仲間たちのすてきさです。
純粋に、とても楽しい、思い出に残る時間でした。自分から積極的に仲間を手伝ったり、片付けに励んだりする姿も見られ、素敵な学級であることを再認識しました。