これからの歩みをイメージして -3年生-

今週から前期教育実習が始まりました。1学期は、2~3週間という実習期間であるため、実習生が展開する追究授業も少しずつ始まりました。実習生は、自分たちにとって、いちばん年齢の近い大人です。「どうして先生になりたいと思ったのですか?」「先生の好きなことは何ですか?」「楽しいと思うことは?」など、大人の自分をイメージし始めた子どもたちは、実習生の考え方や価値観に興味津々です。

 

月曜日に第1回学力テストが終わり、子どもたちは個票の配付を待つばかりになりました。3年部では、このタイミングで進路相談をスタートさせています。「楽しいと思うときは?」「やりたいと思っていることは?」「大人になったら、どんなことをやりたいの?」「そのために、高校はどこを考えている?」など、担任と個々にやりとりしながら、自分の思い・考え、イメージを具体的に言語化し始めています。

 

「附中みたいな高校に行きたいです」→「なぜそう思うのか」→「自分のやりたいことを思いきりやっているときが、いちばん自分らしくあれるなと思うからです」ある子どもと担任のやりとりに目が留まりました。こんなことを考えているのか。そんなふうになりたいのか。対話をとおして、その子らしさがよくわかります。

 

今週の金曜日は、第1回進学説明会があります。愛知県内の国立高校、私立高校の先生がたにご来校いただき、各学校の魅力や特色、その後の進路など、具体的にお話しいただきます。自分にあった学校、自分を高められる学校、もっと自分のことが好きになれる学校。ひとりひとりの子どもが、自分の中で「こだわる」視点をもち、これからの人生を具体的にイメージできる時間になることを期待しています。

 

 

(文責:3年主任 有田 弘樹)