附中日記 

7月31日(土)に愛知県総合教育センターにて、「あいち科学の甲子園ジュニア2021」トライアルステージ(予選会)が行われました。この大会は、実生活・実社会との関連、融合領域、説明能力等に配慮した、理科・数学等の複数分野における筆記及び実技競技を行い、チームの総合点を競う大会です。

昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止された大会ですが、今年は、感染症防止対策を徹底したうえで、開催されました。本校からは、6名の甲子園究児が参加し、熱戦を繰り広げてきました。トライアルステージ(予選会)の結果は、まもなく発表されます。見事に突破することができた場合には、8月28日(土)に行われるグランプリステージに参加してきます。

 

トライアルステージ(予選会)後の究児たちの感想を紹介します。

☆私は、地震を題材とした問題に挑戦しました。その場で実験に必要な装置を自作したのですが、グルーガンでゴム紐に綿棒をくっつける作業が、とても大変でした。問題内容は比較的簡単でした(個人的に)ので、制作物を作るのに時間をかけることができました。しかし、地震の初期微動が、自作した装置でどのように表現されるかがよくわからず、結構パニックになってしまいました。(大問1挑戦者:竹内)

 ☆私も地震の問題を担当しました。普段のテストを解いていると、脊髄反射で解きがちなので、注意力と集中力が必要でした。それと、実験装置や器具などは丁寧に作らないと、その後の実験結果にも影響があります。あとで間違えに気づいても、一からやり直すことはめんどくさいので、初めから丁寧にやることをお勧めします。(大問1挑戦者:嶋貫)

 ☆大気圧を応用した水ジャッキに関する問題でした。基本的なことだけではなく、自分たちが生活の中で、使ったり見たりした現象を題材とした科学や数学の問題でした。基本を知って、それを応用して考えて解くような感じで、難しかったです。全然解けなくて悔しかったです。次に向けて再度勉強します。(大問2挑戦者:田中)

 ☆製塩を題材にした問題でした。思っていたよりかは簡単でした。計算問題などは当たっているかわからないけれど、全く太刀打ちできないというわけではなく、一応の答えは出せたので良かったです。塩化ナトリウムの構造の問題は、イオンの数をかぞえ間違えたのが悔しかったです。今回は時間の余裕があまりなかったので、見直しをしっかりとできなかったのが反省点でした。簡単な問題こそ違えないようにしたいです。また、画像の元となったサイトがあったので、来年挑戦する後輩には、出題のポイントを教えてあげたいと思いました。(大問3挑戦者:山本)

 ☆ピタゴラス数に関する問題でした。難なくできました。しかし、中2までの学習内容を超えた問題も出ていたので、そこまで見通して知識をつけ、できるようにしておきたいと思いました。また、グランプリステージに出られることを願って、今回出題されなかった図形問題の対策をしておきたいです。(大問4挑戦者:和氣)

 ☆電卓を使って、決められた条件に従って計算を行う問題でした。計算する際の条件設定が多かったので大変でした。特に、問4では使わなければならない文字の数が多くて、文字式から答えを出すのに時間がかかりました。何か、全問答えを出すことができたのはよかったです。(大問5挑戦者:小幡)

 

 グランプリステージでも、愛知県のナンバー1を目ざして、がんばります。

 応援よろしくお願いします。