附中日記 

今週から教育実習が始まりました。

実習生は、それぞれが大学で学んでいる分野や経験してきたことをもとに、若い感性を生かした授業を熱心に行ってくれています。
附中生にとっては、年齢の近い大人との関わりによって、新しい発見や学びの機会になります。
この出会いが実習生にとっても、附中生にとっても、よいものとなることを願っています。

5月31日(水)に、2年生 第1回学年保護者会を行いました。

保護者のかたに、2年生に進級してからの子どもたちの学校の様子をお知らせするとともに、学習、生活、Lifeworkについての報告を行いました。
その後の自然体験活動報告会では、「SHIN」というスローガンのもと、1年間かけて創り上げた活動に対する達成感や今後の課題について、各部会の担当者から報告がありました。
生き生きと発表する様子や工夫されたスライドからは、日常生活では経験できない多くの学びを得られたことが伝わったのではないでしょうか。
実行委員長は、「僕も成長させてもらえたし、みんなも成長できた」と自然体験活動をしめくくりました。
この経験が今後の生活や修学旅行にどうつながっていくのか、子どもの成長から目が離せません。

今後も、保護者の皆様からのご理解とご協力をいただきながら、家庭と学校が手を取りあい、子どもの成長を見守っていきたいと思います。
お忙しい中、多くの方ににご参加いただき、ありがとうございました。

自然体験活動をとおして、0からつくることの難しさや楽しさを味わった子どもたちは、来年度の修学旅行に向けて動き始めました。

今日は修学旅行実行委員を決めるために、多くの立候補者から熱い思いが語られました。

実行委員に選ばれた子どもからは、

「この修学旅行を1つの物語にしたいと思っています。物語は物語でも、世の中にある物語とは違う物語です。普通、物語は主役が1人だと思います。でも今回の修学旅行では、みんなが主役です。そんなみんなが主役となる修学旅行をつくっていきたいと思います」

「今までたくさんの経験をしてきた中で、さまざまな失敗と成功を積み重ねてきました。それらを生かして、中学校生活最後の宿泊行事を悔いのないものしたいと思います」

といった声を聞くことができました。

オリエンテーション合宿からの成長を実感した自然体験活動を経て、宿泊行事の集大成となる修学旅行。

新たなステージへと歩みは続きます。

5月23日(火)に、1年生学年保護者会を行いました。

保護者の方に、1年生が入学してからの学校の様子や、学習・生活についての話をしました。
そして、オリエンテーション合宿の実行委員から、活動報告も行われました。
オリエンテーション合宿は、目的や活動内容を決めるまでに、学年全員で何度も何度も意見交流し、時にぶつかり合いながら、それを乗り越え創りあげられました。
活動報告では、それらの経験を踏まえ、目的の「共挑成」に込めた想いや、生活・ドミノ・劇・語る会の実際の様子が、各実行委員が自作したスライドとともに、熱く語られました。
その中で得たものと課題についても、子どもたちは自信をもって報告していました。
自分たちで創ったと自覚しているからこその姿に、附中生としての成長を感じました。

今後も、学校と家庭が一丸となって、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
たくさんの方にご参加いただきました。
ありがとうございました。

自然体験活動のSHINカタール大会で出された意見には、学年の横のつながりを強めることの必要性が挙げられました。

そこで、まだ知らない仲間・先生を理解すること、学年での交流の活性化を目的とした、書記会主催の「クイズトーク」が実施されました。

事前にとったアンケートをもとに作成したクイズに、学級の垣根を超えて編成されたグループで取り組みました。

今まで交流のなかった仲間ともクイズの答えを考えながら会話が盛り上がり、和気あいあいとした雰囲気の中で交流を深めました。

クイズ後には、感想交流が行われました。

「今まで話したことのなかった子と話せてよかった」「クイズをとおして、仲間や先生の新しい一面を知ることができてよかった」といった思いが語られ、充実した時間になったようです。

この企画をとおしてつながった新たな仲間とのつながりを更に強いものにし、「附中の柱」となる学年へと成長してくれることを期待しています。

昼放課の時間を使って、3年生から1年生へ、応援披露が行われました。

演舞が始まると、一瞬にして空気が張り詰め、3年生の真剣な表情、キレのある動き、そして迫力に、1年生は見入っていました。

披露が終わると1年生の生徒からは、

「先輩たち、かっこいい。あの姿は憧れます」

「応援団にはどうやったら入れるのですか」

といった声が聞かれました。

先輩からの贈り物を受け取り、1年生はまた一つ附中の魅力を知ったようです。

体育祭に向け、意欲の高まりを感じます。

2日間のオリエンテーション合宿が終わりました。
ドミノに始まり、仲間との初めての宿泊。そして、学級ごとの個性あふれる演劇。
子どもたちの表情は、どんなときでも輝いていました。

1日目の夜と、2日目の昼には、学年で語る会を行いました。
オリエンテーション合宿の目的である「共挑成」を達成できたか。
これからどんな附中生活を送っていくのか。目ざす附中生としての姿について、互いの考えを伝え合いました。
そして、「自分から行動すること」、「自分の考えをさらに表現できるようになること」、「人に感謝できるようになること」、「めりはりをつけられるようになること」といった考えが共有されました。

今回のオリエンテーション合宿を経て、子どもたちはどのように成長していくのでしょうか。
これからの活躍に期待しています。

日差しが照りつける初夏の気候の中、舞台を海に移して活動を実施しました。

午前中の活動「Thank you フィッSHINグ」では、若狭湾の特産物である養殖されたマダイを釣り上げ、自分の力でさばいて調理しました。慣れない手つきで苦戦している子どもも多くいましたが、自分でさばいた魚をおいしくいただくことができました。

午後から実施した「SHINいかだフェスティバル」では、最初に「いかだコンテスト」が行われ、どのクラスも特色ある造形物が紹介されました。学級代表者によるプレゼン内容は大変ユニークなものでした。続いて「いかだマラソン」が行われました。少し風も出ており、本物の海でうまく漕げない場面も見られましたが、目標であった全クラス完走を達成することができました。

夕食後の「星空観察会」では、講師の先生をお招きして、星空観察の仕方や天体に関する基本知識を学びました。あいにくの空模様でしたが、金星が時々見えたときには、歓声が上がりました。

多くの活動を経て、明日は「SHINカタール大会」を実施します。これまでの成果と課題が多くの子どもから語られることを期待しています。

 

昨晩は、仲間とともに創り上げたドミノ披露がありました。ドミノを倒し、「共に挑んで成長する」という言葉が浮かび上がると、子どもから歓声があがったり、仲間と喜びあったりするなど、微笑ましい姿がたくさん見られました。

その後の語る会では、仲間のよさを認め合う意見が活発に語られるとともに、「共挑成」に向かえているかという視点から自分たちの課題も明確になりました。会の後半で、「最終日は学級の仲間と最高の劇を披露できるようにしたい」という思いが語られたことをとおして、一人一人が2日目に向けた志をもつことができました。

これから、クラスが一つになり、長い時間をかけて創り上げてきた個性を生かした劇を披露します。それぞれのクラスがオリジナルの「桃太郎」を披露する中で、自分たちの課題を克服し、個々の成長を実感できることを期待しています。

          

心配されていた天気予報が全て晴れに変わり、自然体験活動1日目は、雲一つない天候に恵まれました。

日中に行われた活動「フォトロテーリング」では、自然とふれ合うことで普段味わうことのない楽しさを見いだすことを目ざし、青葉山を舞台に仲間と協力して各所を巡りました。険しい道のりに汗を流して苦労していましたが、展望台からの素晴らしい景色に笑顔があふれていました。

夕食後に行われた活動「語りかける会」では、さまざまな地域から通学しているという附属中の特性を生かして、自分が住んでいる地域の魅力を民宿のかたに語りました。子どもたちは、自分の住んでいる地域を誇らしげに語っていました。また、民宿のかたからは、小浜市の水産業を中心としたお話があり、気になったことを質問する姿も見られました。

2日目以降もよい天気が続きそうです。さまざまな活動をとおして、真(SHIN)の楽しさや附中生の矜恃を見いだすことを期待しています。