附中日記 

明日は2学期終業式です。
冬休みを目前に控え、登校してくる子どもたちからは「うれしいような、寂しいような……。」という声が聞こえてきました。
さて、サッカーボールを夢中で追いかける子どもたち、アルティメットに興じる子どもたち、附中生の休み時間の過ごし方の一つです。
寒い季節ですが、外で元気よく遊ぶ姿に、私たちも元気をもらっています。

先日、行った「スリKL校親善訪問団の歓迎会」は、大いに盛り上がりました。
附中生のおもてなしの心が、スリKL校親善訪問団にも届いたようです。
▼スリKL校の子たちは、日本とは空気、雰囲気が違っていて、とても新鮮でした。音楽や踊りも見たことがないものだったのでよかったです。(1A はるきくん)
▼(2B かいくん)全校のみんなも音楽にノリノリでよかったです。マレーシアの音楽や踊りを、附中生も真似ていたので、「いいなぁ」と思いました。司会で最初は緊張していたけど、レクチャー台の前に立ったら、緊張もなくなり、上手にできました。(2B かいくん)
▼どちらのパフォーマンスの時も、手拍子をしたり、踊りを真似したりして、全員で盛り上がっていて、スリの子たちに楽しんでもらえたと思います。“ふるさと”もマレーシアの国歌も、全員で歌えてよい交流ができたと思います。様々な日本文化を楽しんで、日本の四季を感じてほしいと思います。(3C めいなさん)


2年B組の子どもたちは、国語の授業で、「日本手話とはどのようなものか」という追究をとおして、言語そのものや、ろう者の方との関わりについて考えています。
先日、国立民族学博物館の研究支援員 磯部大吾様をお迎えし、日本手話やろう者の世界について考えました。磯部さんの問いかけ「手話は言語である」に、子どもたちは大きく揺さぶられたようです。
子どもたちのこれからの深まりが楽しみです。



昨日、12月10日(月)午後、PTA教育文化講演会を開催。中部大学特任教授 武田邦彦 様を講師にお迎えし、『これからの地球環境を語る』と題して、ご講演をいただきました。
武田先生は、地球環境のとらえ方について、たくさんの具体例をもとに、多様な視点からお話をしてくださいました。
子どもたちは、「自分の頭で考えることが大切である」「大成している人はみな謙虚である」など、たくさんのことを学ぶことができました。
さて、ここで問題。
武田先生は、次世代を生きる附中生のために、メッセージを残してくださいました。
最後の色紙の写真。何と読むか、そして、どういう意味か、わかるかな?




スリKL校のみなさんが訪問してくださった11月30日、一緒にランチを楽しみました。
ムスリムの方もいらっしゃるので、スリKL校のみなさんには、ハラルフードを準備。部屋中、美味しいカレーの香りに包まれました。
一方、附中の子どもたちは給食。両校ともに互いのメニューが気になり、食文化の話題で盛り上がったようです。




先月の文化祭で、2年B組が取り組んだ「模擬店」の様子が、広報いいたて平成30年12月号に取り上げられました。
「広報いいたて」は、飯舘村のホームページからご覧いただくことができます。ぜひ、飯舘村のホームページをご訪問いただき、「飯舘村の今」を知っていただくとともに、2年B組の子どもたちの熱い思いを感じてください。ちなみに、2年B組の記事は、「広報いいたて」の最終ページに掲載されています。
さて、12月に入り、国語の授業で書き初めの練習に取り組んでいます。
心を整え、文字と自分に向き合う姿はとても美しく、教室は心地よい緊張感で包まれています。

先日、保護者の方から、「附中日記、楽しみにしています」と、声をかけていただきました。見ていただけているということ、そして、わざわざ声をかけていただけたことは、大きな励みになりました。ありがとうございます。
これからも、徒然なるままに、子どもたちの日常をお伝えしていきます。よろしくお願いします。
さて、12月3日、卒業アルバムの撮影がすべて完了しました。
3年生の附中生活も残り3か月足らず。一日一日が大切な大切な毎日です。
アルバムの写真よりも大切な「永遠の一瞬」を刻んでいってほしいと思っています。

昨日から、個別懇談会を行っています。子どもたちの成長を共有できる時間となるよう、よろしくお願いします。
さて、昨日の午後、親の座談会を開催しました。スクールカウンセラーさんとアイリスパートナーさんを講師に、エゴグラムの体験、そして、交流分析について理解を深めました。
その後、グループに分かれて座談会。子育ての悩みや喜びを共有することができました。
【スクールカウンセラーさんの言葉】
たくさん話をしてスッキリして帰っていただけたら嬉しいです。一年に一回、この時期に実施していますので、ぜひ、ご参加ください。
【アイリスパートナーさんの言葉】
〇保護者の方のお子さんへの思いをたくさん伺うことができてとても勉強になりました。私たちは毎週火曜日に来校するので、ぜひ活用していただければと思います。
〇同世代の子どもをもつお母さん方が、お子さんの学年に関係なく困りごとを共有しながらお話しする機会に携わらせていただき、私自身、大変勉強になりました。
【参加された保護者の声】
〇参加したお母さんたちも自分と同じような悩みを抱えていることがわかり、少し安心しました。エゴグラムから自分の特徴もわかり、子どもとかかわるときの参考にしたいです。
〇エゴグラムから自分の特徴を知ることで対人関係に生かせると思いました。他学年のお母さんと話しをすることができ、子どもとの向き合い方を考える機会になりました。


2年生保健体育科「がんの学びが生活を変える、未来が変わる」で、がんについて学びました。
最近よく、「2人に1人ががんになる」と、がん保険のCMや新聞記事で見聞きします。
がんという病気が身近になっている今だからこそ、子どもたちには、がんについて正しい知識を得て、自分や周りの人の健康や命の大切さ、自分にできる規則正しい生活について考えてもらいたいと願って、授業に取り組みました。
一人一人がこれからどうしていくのか、子どもたちが自分事として考えている姿を頼もしく思います。(担当:養護教諭 城所)
【子どもたちの学び】
○がんでも、どんな病気でも、適度な運動や食生活を心がけることで健康を保てることがわかりました。知っているようで知らない自分のことをよく理解し、自分にあった生活をしていこうと思いました。
○1人の祖父はがんで他界しましたが、もう1人の祖父はいるので、同じことが起きないように、がんを予防する対策を教えてあげようと思いました。
○予防は難しいと思っていたけど、がんと日常生活のつながりをデータで見て、特に食生活を見直すことで予防できることがわかりました。今回決めたMylifeplanを自分のリズムで達成し、がんを予防していきたいです。
○今回の追究で、自分はがんについて意外と知らないと思いました。でも、原因や予防を知って、これからどうしていくか考えることができました。心の持ち方で生活習慣を改善することもできるし、仮に患ってしまっても、治すことができることがわかりました。