附中日記  2020年09月

9月8日(水)

体育大会活動2日目。

子どもたちの活動にも熱が入ってきました。
あちらこちらで3年生を中心として準備を進めている姿がみられます。

3年生から2年生へ、そして1年生。
こうして附属岡崎中学校の伝統が受け継がれていきます。
今年もきっとすてきな体育大会となることでしょう。

最後に、子どもの声を聴きましたので、紹介したいと思います。



『完全優勝!』

体育大会の延期が発表されてから一か月。
一度は、折れかかった心を必死に立て直し、本番に向けて着々と準備を進めています。
けれど、準備が進めば進むほど課題が見えてきます。
A組の目標は完全優勝です。
今、見つかっている課題を解決することができなければ目標を達成できるはずがありません。
当たり前のことを当たり前にやり、仲間と知恵を出し合って乗り越えて見せます。
必ず完全優勝をとります。

(Aグループ長:本田)

9月8日(火)

今朝、生徒会役員、グループ長、各学年代表が集まり、体育大会活動についての朝会が行われました。

昨日から始まった体育大会活動を振り返り、反省点や今後の活動のあり方が話し合う時間となりました。
体育大会活動をよりよいものにしていくために、「学校全体でルールを守ること」や、「感染症予防の観点からの注意事項」を確認しました。
そして、ここでの内容が、リーダーから各グループへ伝達されます。

新型コロナウイルスの影響で、多くの変更を余儀なくされた今年の体育大会。
その中でも、附中の生徒は前へ進み続けています。
このような困難の中で、いったいどのような体育大会を生み出してくれるのか、楽しみにしています。

今こそ見せましょう、附中の底ヂカラ!!

「環境汚染物質のようなものが流出した話かと思った。」

これは、『流出』(著/三崎亜記)という短編小説を読んだ、ある子の初読の感想です。

1年生の国語科では、現在、追究単元として、『流出』を読み進めています。
子どもは、一通り読み終わった後、集中して、初読の感想を書いていました。

 

「流出」といっても、いったい何が流出したのか……。

しかも、その「流出」したものが何かよくわからず、疑問だらけです。

単元は始まったばかりです。
本文を何度も読み返し、この作品を隅から隅まで読み味わい尽くしてほしいと思います!

9月7日(月)

今日から「体育大会活動」が本格的に始まりました。

先生を頼らず、3年生を中心に進められている姿に「これぞ附中生!」というプライドを感じました。

特に、すばらしかったのは、3年生。
自分達で考えた応援の振りつけや、はりぼてのデザインをもとにして、それぞれの活動を進めている姿に感心しました。

  
 

1、2年生は、3年生から教わることを自分のものにしようと必死にくらいつく姿がありました。

1年生、2年生の皆さんは、何を感じたでしょうか?

今年は、イレギュラーなことがあって大変な部分があるかもしれません。
それでも、できることを追究し、実現しようと動き出す附中生を誇らしく思いました。

今年だからこそできる「体育大会活動」、非常に楽しみです。

9月4日(金)

花を愛でる園芸委員会。
本日は、念のため、台風対策としてプランターを避難させました。

雨が降らない日々は、園芸委員が毎日水やりを続けています。
最近は、晴れが続き、ずっと水やりを続けていました。
しかし、ここ数日の久しぶりの雨のおかげで、花々にとって恵みの雨となっています。

台風10号の影響がどこまであるかわかりませんが、「備えあれば憂いなし」ですね。

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追伸:
今週もおつかれさまでした。
来週から通常登校に戻り、朝のゆったりした時間が、少しあわただしくなるかもしれませんが、一日一日、ていねいに過ごしていけるとよいですね。
また、月曜日は弁当の用意が必要となります。
保護者の皆様にはお手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
(森)

9月3日(木)に行われた「臨時帝国議会」。

附中生がそこで感じたことについて、今回は紹介します。
いずれも、マイトレーシスに綴られた文章からです。

・今年度の体育大会は本当にどうなるのかわからないし、今日の先輩たちの話だと、中止になる可能性もあります。でも、先生が言っていたように、まずは動くことが大切です。今日の3年生の熱意とやる気はすばらしかったです。僕たちも、来年、あのような姿を見せられるように、今から努力していきたいです。(2年生)

・同じクラスの仲間が、コロナウイルスの感染状況を電話などの方法で取材してくれたということを聞いて、「まわりの人が自然とついていきたくなるリーダーとは、こういう人なんだろうな」と感じました。自分ももっとがんばらなくては…!!と思いました。(中略)体育大会活動では、1、2年生との関わりを大切にしていきたいと思います。(3年生)

・例年どおりにはできな部分が今年度は多く、伝えたいことが多くて、スピィーディーに話そうとした結果、手を挙げられなかった子が少なからずいた。その中でも、本当はわからなかったけど、まわりに流されて挙げてしまった子もいると思うので、指示を出す側として、適切な言葉で端的に伝える練習をしないといけないと感じた。(3年生)

ここで感じた一つ一つが、ここから起こす行動一つ一つが、今年度の新しい体育大会を作り上げていくのだと思います。

そして、それは、1人が100歩進めばいいわけではありません。
それよりも、100人がそれぞれ1歩進むことのほうが大切です。

来週はどのような動きが生まれてくるのか。
とても楽しみにしています。

現在、給食の時間は、「距離をとって全員前を向いた状態で、音楽などを聴きながら、静かに食べる」というスタイルをとっています。

そこで、PTA役員のかたが、「ちょっと違う視点から、附中生を刺激したい」という思いから、1学期末に、「絵本朗読動画」を用意してくださりました。
生徒・教師ともに評判がよく、確かな手応えがありました。

そして、今回は、その意志を受け、PTA役員ではない保護者のかた(!)が、新たな「絵本朗読動画」を用意してくださいました。
各クラス、流す日程を決めて、それぞれで動画を視聴しています。

今回は、『給食番長』と『ぼくらはうまいもんフライヤーズ』の2冊。
どちらも食べ物や給食にちなんだ楽しい絵本。

真剣に聞きながらも、時に、くすくすと笑ってみている子の姿が見られました。

2年B組の子たちの感想をいくつか紹介(担任が聞き取ってくれました)

・絵本を見ることがすごく久しぶりだったので、おもしろかった。絵本の選書もすごくよかった。
・本もおもしろし、読み方も上手だった。
・「給食」にあわせたテーマがでよかった。
・絵本はユーモアがあって、それを楽しむものだとも思うが、そこに突っ込みを入れてしまう僕はきたない人間になってしまったと思った。


↑時折、H先生の合いの手(?)が入るスペシャルなクラスもありました。

まだ見ていないクラスは、お楽しみに。

そして、次は、絵本以外の動画が登場するらしいとの噂を聞いています。
PTAの動画プロジェクト(プロジェクトS)の新たな展開が待ち遠しいです。

9月3日(木)

2学期始業式の少し前に決定した「9月5日の体育大会の中止」。
附中生の皆さんは、おそらく複雑な思いでいっぱいになったことでしょう。

しかし、3年生は、2学期が始まると同時に、体育大会をなんとか実現させようと策を練り始め、何度も議論を重ねてきました。

現在、おおよその流れができあがり、来週から体育大会活動が少しずつスタートしようとしているところです。
そこで、今日は、「臨時帝国議会」が行われました。

<Aグループ>
 

<Bグループ>

<Cグループ>

<Dグループ>

グループごとに今後の日程を説明するとともに、製作に向けての準備の連絡、応援歌の練習、競技の確認等が行われました。

中でも3年生が強く伝えていたのは、「感染症予防対策」。
新型コロナウィルスに対する備えは、体育大会当日だけではいけません。
それに向けての体育大会活動の中でこそ、それらの対策が大切になってきます。
更に、活動だけではなく、日常生活自体も見直し、考えて行動することが求められてきます。
日常生活で感染が広がってしまえば、実施が難しくなってしまいます。

しかも、それは、3年生だけでなく、全ての学年でできなければ意味がありません。
自分たちの日常生活をもう一度見つめ直す必要がありそうです。

帝国議会における整列も、応援歌の練習も、製作ごとの打ち合わせも-。
今日の3年生からの提案は、全てにおいて、ソーシャルディスタンスや感染症予防が意識されていました。

あとは、これから、全校生徒で本当に実行できるかどうか。
自分たちの行事を守るための意識と行動が求められてきます。

顔を寄せ合い、熱い思いを伝え合うことができないのがもどかしいですが、3年生の思いは伝わったでしょうか。

いよいよ、動き出します。
がんばれ、3年生!がんばれ、附中生!

 

3年生の数学の授業では、入試に向けての勉強はもちろんですが、ちょっとしたプチ追究も行っています。

今回のプチ追究は、「メダル崩しの必勝法」を探すこと。
現在は、どのクラスも「Thirdステージ」に突入していますが、悪戦苦闘中です。

せっかくなので、ここで、他のステージも紹介します。
3年生以外の皆さんも、ぜひ考えてみてください。

どのステージも、「相手を倒すための必勝法」が必ずあります。
また、「先攻・後攻のどちらが有利なのか」も考えてみましょう。

◯firstステージ◯
Aに8枚、Bに8枚のメダルがあります。
先攻・後攻を決めて、交互にメダルを取っていきます。
メダルは、「A、Bどちらか」から、任意の枚数を取ることができます。取ったメダルは、必要ないので、そのままで大丈夫です。
最後に取りきった人が勝ちとなります。

→ちなみに、3年生の皆さんは、このステージは、あっという間にクリアしました。

◯secondステージ◯
Aに8枚、Bに8枚のメダルがあります。
今回のメダルの取り方は、「Aから1枚」か「Bから1枚」、「AとBから1枚ずつ」の3パターンから一つを選択します。
最後に取りきった人が勝ちです。

→これは、早く気づいた子もいましたが、いつまで経ってもわからずに、悩んでいる子もいました。

◯thirdステージ◯
Aに13枚、Bに9枚、Cに11枚のメダルがあります。
今回の取り方は、firstステージと同じで、「A、B、Cのどれか」から、「任意の枚数」を取ることができます。
最後に取りきった人が勝ちです。

→このステージは、firstステージと少し繋がりがあるのは、わかりますか?そこに、どうもっていくかですね。

「それぞれのステージの必勝法(必勝パターンの組み合わせ)」と、「どうして、それが必勝法なのかの理由(根拠)」を明確にしてください。

わかった人(3年生以外)は、ぜひ数研まで伝えに来てくださいね。
待っています。
(山田先生なら、先着何名かに、おそらくきっと何か賞品をくれるはずです。 by.森)

8月31日(月)・9月1日(火)

密を避けるため、二日間に分けて、図書室に新刊を入荷しました。
約150冊の入荷で、今回も新しい本を多くセレクトしています。

2日間とも、非常にたくさんの子に訪れてもらえて、喜ばしいことだなと思いました。

ちなみに、国語科のI先生は、大盛況の様子を見て、とても驚かれていました。
それぐらい、皆さんの本に対する関心が高いということですね。

また、座って読むスペースも、いつも人気です。
昼下がりに、ちょっと静かに読書をしている子たちの姿がすてきです。

まだ、「読書の秋」には少し早いかもしれませんが、どんどん利用してください。
次回入荷は、11月頃を予定しています。
(返却もしっかりとお願いします。附中の皆さんの大切な本なので…)