附中日記 

先週の21日水曜日、3年生最後の道徳の授業を行いました。
最後は趣向を変えて、3年生担当6名の先生方に、清水先生、角谷先生を加えた8名の先生方が、それぞれの人生観を語る授業を用意し、子どもたちは自分が受けたい授業を選択して参加しました。

授業一覧

  1. 「フィンランドの教育」伊倉教諭
  2. 「How to make Takoyaki」大橋教諭
  3. 「絵本の世界」清水教諭
  4. 「これが私のAnotherSky」角谷教諭
  5. 「魂の和太鼓!―ザ・太鼓ビクス―」馬場教諭
  6. 「手作りのあるくらし」武藤教諭
  7. 「森卓也の人生を変えた100の音楽」森教諭
  8. 「形を思いにして届けよう―形に愛を込めて―」山田教諭

授業の感想

  • ぼくは旅の中で生きるメソッドを教わった。(3D りょうへい)
  • 楽しかった。自分が今まで読んできた絵本を思い出して懐かしくなった。(3D まい)
  • フィンランドに行ってみたくなりました。先生も生徒ものびのび授業をしている感じがして、楽しそうだなと思いました。

紹介が遅くなったが、2月7日、1年B組にて英語科の研究授業が行われた。
日本にごみ箱が少なく、外出時にごみを捨てる場所がなくて困っている外国の方が多いことを知った子どもは、外国の方が困らないように、どうすべきか調べてきた。また、日本がきれいな街を維持することも考えてきた。
授業では、「ごみ箱を増やす」「増やすべきでない」の二つの立場から意見交流が行われた。意見交流の中盤、子どもは、「ごみ箱を増やす増やさないではなく、外国の方の意識を改革していくべきだ。なぜ今の日本がきれいなのかを外国の方へ伝え、ともにきれいな日本を維持しようという気持ちをもつことが大切だ」という意見を述べ、多くの子どもの賛同を得た。
追究活動や意見交流をとおして、どんどん自分の考えを更新していく子どもたち。英語だけではなく、日本のこと、海外のことを深く調べ、双方のよさを伝え合う、認め合う授業から、視野を広げて未来へ向けて大きく成長していく子どもの姿が見られた。

追伸

本日、生徒会主催の「3年生を送る会」を行いました。
笑いあり、涙ありのすてきな時間の様子は、来週お届けします

  

卒業を間近に控えた3年生。20日の5、6時間目を使って奉仕活動を行いました。
調理室では、調理器具を使いやすいようにと、ラベルを貼りながら整頓してくれました。理科室では、窓や棚を隅々まで掃除しました。
真剣に活動する姿からは、附中への感謝の思いや、後輩たちへの思いが伝わってくるようでした。
残り少ない日々ですが、たくさんの思いを後輩に伝えていけたらと思います。

月曜日から始まった学年末テストも、今日で終わりました。終わった瞬間、子どもたちの表情が一様に和らぎました。
さて、先日の1年生学年保護者会で、志賀主任が、保護者の皆様にこう報告しました。
「1年生1学期のテストでは、机の上に置いた鉛筆がとてもよく落ちました。挙手して監督の先生を呼ぶ子がとても多くいましたが、3学期は、ほとんどいません。中学生の生活に慣れ、成長しましたね。」と。
子どもたちは一生懸命自分の力を伸ばそうと、取り組んできました。結果はどうあれ、努力は必ず力になっています。

昨日19日、校長先生が3年生を対象に「心に残る授業」と題して、各学級で授業を行いました。
校長先生は、大学生のとき、「素粒子」に出合ったそうです。以来、今日に至るまで、ずっとその追究が続いています。校長先生にとって素粒子の研究は、仕事ですが、Lifeworkそのものでもあります。
卒業生のみなさん、この先、どんな素晴らしい出合いが待っているか、楽しみですね。可能性は無限大です。

3Aまなさんの感想

「ピラミッドの中に部屋がある」
半年くらい前に、NHKで特集が組まれていました。
名古屋大学のグループが素粒子研究を生かして、ピラミッドの内部を調べているそうです。児玉校長先生が研究されていることが役に立っていることを知ってうれしくなりました。ピラミッドの中だけでなく、建物を建てるときに、地下の様子を調べたりもできると思います。
校長先生の研究は、ロマンがいっぱいです。私も校長先生みたいに夢と希望とロマンあふれる追究をしたいです

先週から卒業証書授与式の練習が始まりました。

在校生練習点描

練習の時の在校生代表の言葉を紹介します。

「私は、3年生の先輩で直接関わった先輩は、手で数えるほどしかいません。しかし、その先輩との出会いの中で成長させてもらいました。みなさんも、一人でもよいのでお世話になった先輩をイメージして感謝の思いを伝える式にしていきたいです。頑張りましょう。」
附中の伝統は、こうして受け継がれていくのだと感じました。素敵な卒業式になると確信した1日になりました。(報告:)

卒業生練習点描

先週3年生は、入場の練習に続いて、卒業証書を受け取る練習をしました。初めに全員で合わせて練習し、その後一人一人が舞台で受け取りました。
まずは形を覚える段階です。
3年生全員、附中で過ごした3年間の思いを「はい」の返事や歌声に込めて、感動の卒業式を目ざします。

生徒会の公約により、昼放課に育朋館の開放が始まりました。
一昨日の14日は、1年C組が使えることになっていましたが、あいにく卒業式練習のためシートやいすが並んでおり、体を動かすことができません。そこで子どもたちが考えたのが「卒業式の歌練習をする」ことです。
昼放課に、みんなが集まって歌の練習をしました。3年生のために精一杯がんばろうとする様子が見られ、心温まる時間になりました。

今週13日火曜日に、学校評議員会を開催。
子どもが学校に行くことを楽しみにしている、体育大会への取り組みが素晴らしい、PTA活動が充実しているなど、高い評価をいただきました。
だからこそ私たちは、もっと堂々と自信と誇りをもって挨拶をしたり、何気ない行動にまで気を配ったりするなど、附中生のよさを自分自身の行動によって多くの人に伝えてほしいと願っています。
外から見た附中、大切にしたい視点のひとつです。

昨日、卒業式の練習に先駆け、卒業記念品第一弾の除幕式を実施。
育朋館での活動をより快適に行いたいという思いから、温風機を贈りました。
点灯式後、暖かな温風機の周りには、笑顔の花が咲きました。
その後、気持ちを切り替え、第1回目目の卒業式練習。
卒業まで、あと13日。3年生160名が、どんな姿を見せてくれるのか、楽しみです。

来年度5月の自然体験活動で、1年生は伊吹山登頂に挑戦します。全員で成し遂げられるように、今からトレーニングを重ねています。
2月9日は、朝8時5分から、大縄8の字跳び。「1、2、……100!」「誰もひっかかってないよ!」みんなで声をかけながら、がんばりました。
この日の結果は、22人参加、みんなで1,103回跳んだため、22人×1,103回=24,266ポイント獲得!
今日のマイトレに、うれしいメッセージがありました。「A組にいると何かいつも守られている気がして、気が楽になるんです。」
子どもたちは今、協力の本当の意味を模索中です