テスト前でも頭をフル回転 ~3年生数学の授業より~

いよいよテストまで1週間を切りました。

すでにたくさんの皆さんが提出物を出してくれており、3年生の自覚が芽生え始めているなと感心しています。

数学の授業では、テスト直前ということで、今回のメインの範囲である平方根の授業を行っています。

今日は、「有理数」、「無理数」などの言葉の話です。

そんな中で、「0.14251425・・・」のような循環小数は、分数に表せるのかどうか考えました。
さすが、附中生。

「0.333・・・」を分数にするやり方をもとに、すぐに理解して取り組むことができました。

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先生は、テストであろうと、いつもどおり、追究も進めます。

先日、解決した「ジャクソン王国の紋章」で、新しい数「√」の存在を明らかにしました。
その後、「√が存在するのであれば、1~10までの正方形の面積をかけるはずだ」と追究してきました。(面積ができて、長さが存在するということを知る流れ)

そんな中で、立ちはだかったのが、3大聖闘士の面積「3」「6」「7」でした。

どれだけ、小宇宙(コスモ)を高めても、一向に解決できません。
しかし、ついに昨日、一人の少年が、セブンセンシズに目覚め、この問題を解き明かしました。

その子は、後で聞くと、給食も食べずに夢中になってその問題に取り組んでいたそうです。
できた瞬間に、研究室まで出向き、「先生できました」とうれしそうに説明してくれました。
そういう姿を見て、こちらもうれしい気持ちになりました。

そして、今日の授業。
同じように、その問題を解き明かした子たちが説明してくれました。

それを、悔しそう(真剣)に見る姿に、

「がんばれ!次は、君たちの番だ」と、
心の中でつぶやきました。

こういう夢中になる姿勢が、テストの点数にも反映してくると嬉しいなと感じる、今日この頃です。

(文責:3年生数学担当 山田 晃広)