「手紙~拝啓 附中生の君へ~」テスト対策編!?③

附中シリーズ第4弾!
3人目に選んでいただき、光栄です。

本日の担当は、1年D組担任の大野です。
保護者・卒業生のみなさんには、まだあまり知られていない存在かもしれませんので、こういう場面でもアピールしていこうと思います。おつき合いください。

森先生と山田先生からの強い小宇宙(コスモ)を感じ、ざわざわしていたら、まさかの担当選出。
大野にもセブンセンシズが宿っていたのでしょう。
私も『聖闘士星矢』に心を熱くした一人ですので、バトンを落とさずにつなげようと思います(附中の伯爵たちの悪戯にまんまとハマっているとしか思えませんが…)。

『聖闘士星矢』と言えば、熱い友情物語。
なんといっても、最終話のタイトルは、
「輝け友情の星よ!永遠の少年伝説」です。
いかにも体育教員が好きそうなタイトル。

しかし!!こう見えて私は、緻密です。
そして、頑固です。
いくら『聖闘士星矢』という物語が傑作だとはいえ、根性論や熱い友情物語だけでこの作品を語るのは、邪道であります。「本当に青銅(ブロンズ)聖闘士たちは強かったのか」、そして、そこから「何がわかるのか」、その根拠となるものを探さなければと思いました。

そんな時、なぜか我が物顔で図書室に置かれていた「完全保存版 聖闘士星矢大解剖」という神々しい本。
なんと、主人公である青銅(ブロンズ)聖闘士たちの戦績データが載せられているではありませんか。すぐに、計算してみました

【ペガサス聖矢】 40戦 28勝 6敗 6分 勝率70%
【ドラゴン紫龍】 24戦 10勝 8敗 6分 勝率41%
【キグナス氷河】 27戦 14勝 9敗 4分 勝率51%
【アンドロメダ瞬】 37戦 19勝11敗 7分 勝率61%
【フェニックス一輝】23戦 18勝 4敗 1分 勝率78%

さて、私なりの考察です。

①最弱と思っていたアンドロメダ瞬は、かなり強かった。どれくらい強いかというと、銀河系軍団と言われるサッカーのレアルマドリードの生涯通算勝率(1929-2015)はおよそ60%なので、アンドロメダ瞬はレアルマドリードくらい強いといえる。

②さすがの聖矢と一輝は、勝率70%オーバー。しかし、強っ!と思われている一輝でも、5~6回に1度は負けるし、主人公である聖矢にいたっては、6回も負けている。いかに仲間の存在が大きかったかがよくわかる。

③ドラゴン紫龍の10勝は、かなり価値がある。
なぜならば、彼の必殺技である「廬山昇龍覇」という技は、相手にかなり近づかなければならず、危険な技。それでも、第114話のポセイドン戦まで何とか生き延び、通算10勝を挙げたからである。

それでは、本題へ。

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拝啓 附中生の君へ

私は、中学校時代からこういう人でした。
こだわりだすとキリがなくなるんだけど、途中で疲れる。
『聖闘士星矢』も好きで、本もゲームもかなり一気に進めるんだけど、記憶にすべて残るほど、本当はあんまり興味をもてるわけでない。てか『ドラゴンボール』のが好きです。

勉強についても似たようなところがあって。
定期テストが迫ると、「さあやるぞ」と言って一気にエンジンをかけます。
小心者だから、全部覚えないと気が済みません。
覚えたはずのところまで、何度も覚えます。そして途中で疲れます。
この効率の悪い学習を繰り返し、学生時代を過ごしました。
まじめな人間ではあったので、毎回この方法でした。
唯一、そこで編み出した技は「5分だけ全力で寝れる」という脳回復技です。
最近試してみましたが、朝まで寝てしまいました。
だからあまりおすすめできません。

きっと附中生の皆さんはもっと効率よく勉強してるんでしょうね。
もっともっと努力できるんでしょうね。
ただ、覚えておいてほしいのは、「周りにはあなたの感覚とは異なる」、「いろんな子がいるかもしれない」ということ。

「受験(テスト)は団体戦!」なんて聞いたことありませんか?
授業で自習しているとき、放課の時間を過ごしているとき、いつも周りには友だちがいます。
最近は、家にいたってネットでつながっています。
テストを受けるときも、前後左右には友だちがいます。

友だちと一緒に勉強すると効果があがる子、一人でじっくりと机に向かうことで効果があがる子、ぜんぜん効果があがらずに不安に思っている子、調子がよくて自信に満ちあふれた子・・・。みんなが集まって、ひとつのクラスをつくっています。

来週からテスト週間です。
個の力を発揮することはもちろんのこと、ぜひ、かけがえのない仲間たちと力を合わせて、戦ってください。
勝つときもあれば、負けるときもある。
うまくいくときもあれば、失敗してしまうときもある。
けれど、みんなの周りには仲間がいる。
テストに向けて、みんなで高め合える附中生であってほしいなと願っています。

燃え上れ!附中生の小宇宙よ!!

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初めてなので、小宇宙(コスモ)を燃やしすぎて、長文になってしまいました。
本日のお相手は、大野 孝輔でした。

次回も、小宇宙(コスモ)ネタが続くのか、お楽しみに。

<編集後記>
今回の記事は、前半、『聖闘士星矢』色がほんのり強いかもしれませんが、きちんと、後半の「手紙」とリンクしており、絶妙な文章になっているということで、お許しいただければと思います。(M)