「掃除、苦手なんですよ。」

分散登校3日目の朝。1年生女子3人組が教室を自主的に掃除していました。だんだんと暑さが増してくる中ですが、その姿を見ていると、一瞬暑さを忘れてしまうほど、爽やかな気分になりました。

分散登校4日目。登校する子どもたちとあいさつを交わしていると、少し早めに登校した1年生の子が「掃除、苦手なんですよ」と言いつつ、自主的に教室前の掃除を始めました。
その子が「誰かがやらないときれいにならない」とつぶやきながら掃除に取り組んでいると、あとから来た2人の子が「僕たちもやるよ」と、ほうきで掃き始めました。男子3人組は、いつの間にか黙々と掃除に全集中でした。

また、授業が終わり、下校前に、黒板を消し始めた1年生女子2人組。次の授業のためにとても黒板をきれいにしてくれました。

分散登校では、掃除の時間が確保できていません。そんな中、掃除が苦手でも、掃除の必要性を感じ、主体的に行動する1年生。誰かのために自ら動ける。附中生、すばらしいですね。