「附中追究単元探訪」その7
ふるさとに生きるpart1(地理的分野・東北地方)
平成30年度の2年生と一緒に学んだ単元「ふるさとに生きる」を
3回に分けて、写真と生徒の言葉で振り返ります。
第1回は、単元前半の4月~6月分です。

飯舘村の玄関口に立つ看板(数字は放射線量を示す)
「福島は フクシマでなく ふるさとだった」
【①岡崎産・魚沼産・福島産の米を食べ比べる】

左から「岡崎産・ミネアサヒ」「魚沼産・コシヒカリ」「福島産・ミルキークイーン」
「福島産は、粒がしっかりしていて味が濃厚だ」
「モチモチしている。3種類の中で最も特徴がある」
「米の出荷額は、2011年以降、下げ止まりが続いている」
『美味しいのに売れないのはおかしい!』
【②問題『福島は安心を取り戻せるのか?』の意見交流】
「観光に力を入れたり、物産展を開いた入りして、安全をPRすれば、安心は取り戻せる」
「PRがどうとか言ってるけど、震災から7年間PRしても、安心できていない」
「今年開校した福島の学校の校長先生は、“新しく福島を創っていくつもりでわくわくしている”
と言っていた。
『福島に安心は、戻っているのではないか?』
【③福島・飯舘中とスカイプ交流】
附中生「病院などの公共施設は充実していますか?」
飯舘中生「1件だけあるけど、車で30分かかる」
附中生「福島県産のお米が業務用で売られ、福島県産と知らずに食べられていることをどう思いますか?」
飯舘中生「残念だけど、食べていただけていることが嬉しい」
『何の罪もないのにマイナスになっているのはおかしい』
『安心を取り戻せるか?ではなく、何としても取り戻さなければ!』
今日は、ここまで。次回は、福島の安全を確かめるために、
そして、福島の魅力を見つけるために、
福島視察に出かけます。
本日のお相手は、伊倉でした。
引き続き、お会いしましょう。