自分の手で解明したい!
3学期に入り、3年生は学年末テストで緊張感のある毎日を送っています。
一方で、1・2年生は、それぞれの学年のペースで、各教科の学習を進めています。
先日、2年生の理科授業では、紙コップと磁石、エナメル線を使って、簡易な「手作りイヤホン」を自作するという授業を行いました。
教師からは、製作上の簡易な説明と、材料の提示をしたのみでしたが、子どもたちは、それぞれに「どうすれば大きな音が出るイヤホンになるのか」と追究を始めました。
磁石の数を増やしたり、エナメル線をコイル状に何周も巻き始めたりと、それぞれが「こうすればうまく音が出るのでは?」という思いをもって試行錯誤していました。予想通りの方法でうまく音が出た子がいる一方で、なかなか音が出ず苦戦している子もおり、追究の楽しさと難しさを実感する授業となりました。
でも、どうしてあのような簡易な装置で、音が出たのだろうか・・・。
たまたま音が出て、それで満足しているようでは、理科の学びとしては物足りないですね。イヤホンから音が出る仕組みがわかれば、より効率よく大きな音を出す方法にも気づけるはずです。
ぜひ、ナンバー1イヤホン目ざして、自分の手で仕組みを解明してみましょう。
今後の追究も楽しみです。