卒業式の練習が始まりました。

2月15日(月)

少し複雑な気持ちでこの日を迎えました。

卒業まで残りわずかだということは分かっていたはずなのに、いざ始まると否が応でも「卒業」を実感せざるを得ません。

3年生のみんなは、今日の卒業式の練習をどのような気持ちで迎えたのでしょうか。

私にとっては、初めての附中の卒業式。
いざ練習が始まると、随所に「附中の伝統」を感じました。
礼の仕方一つとってもそうでした。


(1・2年生はこの伝統をどうやって受け継ぐのでしょうか…。 by.もり)

佐藤先生のはじめの言葉や、指示を出す武藤先生からも、伝統を受け継いでいくことの大切さを伝えたいという思いを感じました。
これが脈々と受け継がれてきたものなのだと思うと、卒業の寂しさを感じていた自分を少し恥じました。

コロナ禍での卒業式。
これまでと違うことは多くあるでしょう。
でもそんなこと、この一年で何度も経験してきました。

大切なのは、思いがきちんと伝わること
つないできたバトンを責任をもって次の世代に渡すこと
きっと3年生のみんななら、これまでどおりやり遂げてくれると信じています。

別れを悲しむのではなく、立派に卒業していく皆さんの晴れ姿を期待しようという気持ちが芽生えてくるのを実感した一日でした。