附中日記 

今回は、「本と人との関わり」をテーマに、1年生の時から熱心に追究してきた3年生のBさんの発信活動の様子を紹介します。

これまでに図書館や読み聞かせ団体、大学の教授、書店、出版社へと取材を重ね、
自分なりにまとめた考えを、文部科学省の図書館課の方に発信しました。
1時間近くかけて意見交換したり、質問をしたり、
と納得いくまで専門家の方と堂々と語り合う姿から、
3年間積み重ねてきた追究の成果や自信が感じられました。

発信では、「よく調べてありますね」と言われ、
大人の本離れ対策として提案した「本のソムリエ的存在」について、
海外の司書と日本の司書の違いを説明してくださったり、
障がいなどにより読書が難しい人でも読書が楽しめるようになる
「読書のバリアフリー法」について詳しく教えていただいたりしました。

今回の発信で、附中での私のLifeworkは区切りを迎えましたが、
海外の司書の存在や大人の本離れについて、
まだまだ追究していきたいという気持ちが高まりました。
そして、将来、本に関わる仕事に就きたいという想いもさらに強くなりました。