附中日記 

わたしたちは、今日の澄み渡る青空のように、どこまでも明るく広がる附属岡崎中学校第70回卒業生の未来をいつまでも応援しています。

明日は、附属岡崎中学校第70回卒業証書授与式。
今、1、2年生がこれまでの感謝の気持ちを込めて、一生懸命に準備をしています。
明日は、3年生のみなさんと共に過ごす最後の一日。
節目の時間を共有できる幸せに感謝しながら過ごしたいと思います。

1年生では、来年度の自然体験活動1日目に、琵琶湖でいかだ作り体験を計画しています。

先日、そのための学年集会を開きました。いかだをつくることや乗ることなどについて詳しく知るために、琵琶湖カヌーセンターより筑田さん、吉田さんにお越しいただきました。お二人の説明を熱心に聞きながら、積極的に質問をする子どもたちの姿が見られました。

最後に、当日の持ち物の話になり、ポンチョや水筒などの意見を発表する子どもがいました。それに対し、筑田さんから「どうしてそれ必要だと思いますか」と更に質問が続くと、「ポンチョを着れば、水がかかっても服がぬれなくてすむ」と堂々と答える子どもがいました。

筑田さんからは、「自分たちでやろうとしていることについてしっかり考えてくれてうれしい」という言葉をいただきました。自分たちで自然体験活動をつくりあげようとする気持ちが伝わる学年集会でした。

▽お知らせ▽

いつも附中日記をご覧いただき、ありがとうございます。
さて、年度末を迎え、3月中、大学のサーバーのメンテナンスが予定されています。
それに伴い、附中日記は不定期更新となりますので、ご了承ください。
よろしくお願いします。

3年生の登校日も後4日。当たり前だった日常が、すてきな思い出となります。
先週末、1、2年生、そして教職員が、3年生への感謝の気持ちを込め、心を伝え合う時間を共有したいと、「3年生を送る会」を開催しました。
3年生のみなさんの目にも、感謝の気持ちを一生懸命に伝えようとする1、2年生の姿が頼もしくうつったことでしょう。
卒業生のみなさん、あこがれの先輩を目標に力強く歩んでいく1、2年生を、これからも応援してくださいね。

先週の21日水曜日、3年生最後の道徳の授業を行いました。
最後は趣向を変えて、3年生担当6名の先生方に、清水先生、角谷先生を加えた8名の先生方が、それぞれの人生観を語る授業を用意し、子どもたちは自分が受けたい授業を選択して参加しました。

授業一覧

  1. 「フィンランドの教育」伊倉教諭
  2. 「How to make Takoyaki」大橋教諭
  3. 「絵本の世界」清水教諭
  4. 「これが私のAnotherSky」角谷教諭
  5. 「魂の和太鼓!―ザ・太鼓ビクス―」馬場教諭
  6. 「手作りのあるくらし」武藤教諭
  7. 「森卓也の人生を変えた100の音楽」森教諭
  8. 「形を思いにして届けよう―形に愛を込めて―」山田教諭

授業の感想

  • ぼくは旅の中で生きるメソッドを教わった。(3D りょうへい)
  • 楽しかった。自分が今まで読んできた絵本を思い出して懐かしくなった。(3D まい)
  • フィンランドに行ってみたくなりました。先生も生徒ものびのび授業をしている感じがして、楽しそうだなと思いました。

紹介が遅くなったが、2月7日、1年B組にて英語科の研究授業が行われた。
日本にごみ箱が少なく、外出時にごみを捨てる場所がなくて困っている外国の方が多いことを知った子どもは、外国の方が困らないように、どうすべきか調べてきた。また、日本がきれいな街を維持することも考えてきた。
授業では、「ごみ箱を増やす」「増やすべきでない」の二つの立場から意見交流が行われた。意見交流の中盤、子どもは、「ごみ箱を増やす増やさないではなく、外国の方の意識を改革していくべきだ。なぜ今の日本がきれいなのかを外国の方へ伝え、ともにきれいな日本を維持しようという気持ちをもつことが大切だ」という意見を述べ、多くの子どもの賛同を得た。
追究活動や意見交流をとおして、どんどん自分の考えを更新していく子どもたち。英語だけではなく、日本のこと、海外のことを深く調べ、双方のよさを伝え合う、認め合う授業から、視野を広げて未来へ向けて大きく成長していく子どもの姿が見られた。

追伸

本日、生徒会主催の「3年生を送る会」を行いました。
笑いあり、涙ありのすてきな時間の様子は、来週お届けします

  

卒業を間近に控えた3年生。20日の5、6時間目を使って奉仕活動を行いました。
調理室では、調理器具を使いやすいようにと、ラベルを貼りながら整頓してくれました。理科室では、窓や棚を隅々まで掃除しました。
真剣に活動する姿からは、附中への感謝の思いや、後輩たちへの思いが伝わってくるようでした。
残り少ない日々ですが、たくさんの思いを後輩に伝えていけたらと思います。

月曜日から始まった学年末テストも、今日で終わりました。終わった瞬間、子どもたちの表情が一様に和らぎました。
さて、先日の1年生学年保護者会で、志賀主任が、保護者の皆様にこう報告しました。
「1年生1学期のテストでは、机の上に置いた鉛筆がとてもよく落ちました。挙手して監督の先生を呼ぶ子がとても多くいましたが、3学期は、ほとんどいません。中学生の生活に慣れ、成長しましたね。」と。
子どもたちは一生懸命自分の力を伸ばそうと、取り組んできました。結果はどうあれ、努力は必ず力になっています。

昨日19日、校長先生が3年生を対象に「心に残る授業」と題して、各学級で授業を行いました。
校長先生は、大学生のとき、「素粒子」に出合ったそうです。以来、今日に至るまで、ずっとその追究が続いています。校長先生にとって素粒子の研究は、仕事ですが、Lifeworkそのものでもあります。
卒業生のみなさん、この先、どんな素晴らしい出合いが待っているか、楽しみですね。可能性は無限大です。

3Aまなさんの感想

「ピラミッドの中に部屋がある」
半年くらい前に、NHKで特集が組まれていました。
名古屋大学のグループが素粒子研究を生かして、ピラミッドの内部を調べているそうです。児玉校長先生が研究されていることが役に立っていることを知ってうれしくなりました。ピラミッドの中だけでなく、建物を建てるときに、地下の様子を調べたりもできると思います。
校長先生の研究は、ロマンがいっぱいです。私も校長先生みたいに夢と希望とロマンあふれる追究をしたいです