「附中夢紀行」最終回
皆様と共に旅を進めてきましたが、いよいよ「附中夢紀行」も最終回を迎えることとなりました。
毎回、多くの方が楽しみにしてくれていただけに担当者として、残念な気持ちでいっぱいです。
ただ、提供するネタも尽きてきましたので、このあたりで終わりにするのが妥当であると判断をし、今日の運びとなりました。最後までお付き合いお願いしいますね。
さあ、それでは最終回の旅へと出かけましょう。
今回、まず見えてきたのは、グラウンドです。
昼放課になると元気よく遊ぶ姿が見られます。最初は、「えっ?中学生は放課に運動場で遊んでいたか!?」と目を疑いましたが、今ではほのぼのとして附中らしくていいなと父親の気分と眺めています。
あと、突然、保健体育で行った種目の部活動(自主的なので部活とはいえないですが・・・)が始まるのも附中あるあるです。
次は、遠くの方に見える壁を見に行きましょう。
これは、竜海の壁と呼ばれています。
上に建っている竜海中の体育館が、まるで石垣の上に建てられたお城のように見えます。まさに、難攻不落の城。攻略不可能な壁かもしれません。この壁をよじ登ることができたら、ロッククライミングの日本代表としてオリンピック出場は間違いないでしょう。ただ、危ないので絶対にやめてください。
ちなみに、この竜海の壁の高さはどれくらいか知っていますか?
答えは、・・・教えません。
数学の知識を活用すると求めることができるので、ぜひチャレンジしてくださいね。
反対側に目をやると、どこかの公園の管理事務所のような古い建物が見えてきました。
保健体育科研究室です。
他の研究室と違い、外に建てられていて大変そうですね。
ある先生が、冬寒いし、生活しにくいし、建て替えいてほしいといつも嘆いています。
さて、その先生は誰でしょうか?
そういえば、5月も下旬となり、暑い夏がやってきますね。
(しばらく、茶番にお付き合いください)
滉「暑いの嫌いなんだよなー。のど渇くし、エアコンの涼しい部屋が快適じゃん。店長、何とかしてくれない?」
盛店長「えーっ、そんなことを急に言われても・・・。私もインドア派なので、困ります」
滉「でも、休業中に、オンライン書店を始めるとか、めっちゃ精力的じゃん。何とかならんのー?」
盛店長「わかりました。しばらく書物で調べるのでお待ちください」
(検索中)
盛店長「(パラらぱっぱパーン)フラクタル日よけ!!」
滉「フラクタル日よけ?何それ!?」
(これにて、茶番は終了です。失礼しました)
そう、これが、フラクタル日よけです。
皆さん、木陰と日向どちらが涼しいですか?
答えは、当然、木陰ですね。
木の葉って、光も上手に通しながらも陰を作ってくれているんだよね。
よく見ると、このフラクタル日よけも、木の葉のように、光や風を通しながらもちゃんと陰を作っているんだよ。
だから、この下の温度は、普通の屋根の下と比較しても、断然低く、快適に過ごせるんだよ。
これからの暑い季節には、オススメの休憩スポットだね。
ちなみに、何でフラクタル日よけというかは、調べてみてください。
そしてこれは、昨年度の卒業生が卒業記念品として学校に贈呈してくれたものです。
昨年度の卒業式は、新型コロナウイルスの関係で、在校生は参加していませんでした。
にも関わらず、代表生徒が在校生への感謝を伝えたり、各学級から後輩へのメッセージを叫んだりと素敵な卒業式となりました。
今年度も、未だコロナの影響で今後どのようになるのかわかりません。
こういうときこそ、力を発揮できるのが附中生だと思っています。
まもなく再開する学校で、どんなことができるのか想像(創造)しておいてください。
ここからの「附中夢紀行」を創りあげるのは、皆さんです。
今だからこそできる新しい附中スタイルの確立を目ざしてください。
先生たちは、皆さんの応援団です。全力でサポートしていきます。
全10回の長編大作もここまで。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
最終回のお相手は、山田晃広でした。
また、別の企画で再会できるのを楽しみにしています。
(完)