「ブロックを積み上げてみるとⅡ」-1年生数学科追究ー
ある日、「数学も、いよいよ追究を始めます」と伝えると、
多くの子から「やった」という声が返ってきました。
みんな、数学の追究を楽しみにしてくれていたんだと、嬉しい気持ちになりました。
ここまで、1年生の数学は、「どうしてその答えになるのか」ということに、拘って授業を行ってきました。
今年の1年生の子たちも、なかなかセンスが良く、どのクラスもプチ意見交流が盛り上がります。
さて、その数学科の追究ですが、タイトルを見て、卒業生の皆さんは、「あれっ?」と思ったことでしょう。まあ、そこは置いておいて。
子どもたちは、ナノブロックをピラミッドの積み上げる石に見立て、146段のピラミッドに必要な石(ブロック)の総数を求めています。なぜ、146段なのかは、クフ王のピラミッドが146mだからです。
まず、初めは、自由にピラミッドを作る中で、多くの子がやっていた、とりあえず中は「空洞」の総数を求めています。
初日から、規則性を見つけて、総数にたどり着く子もいて驚いています。そこは、「なんで」を追究する教科なので、そう簡単には終わらせません。子どもたちは、その答えになる理由を、あの手この手で考えています。
そして、今年はchromebookもあるので、プレゼン用のスライドつくりにも挑戦させています。
今までと違う、意見交流ができそうで楽しみです。