お家に帰ることができた竹ぼうき。

11月19日(木)

今日の下校時、玄関前であいさつをしているときのこと。

1年生のある女の子がさっと近寄ってきて、「先生、中庭に一本、竹ぼうきが落ちていたんですけど、どこに片づけたらよいですか?」とたずねてきました。

それを聞いて、とっても嬉しい気持ちになりました。
下校時間中、中庭に一本の竹ぼうきが落ちたままの状態で、きっと多くの子が黙って通り過ぎていた(気づいていたか気づいてなかったかわからないですが…)ところ、その子が気づいてちゃんと片づけてくれたからです。すてきですね。

この話を書いたのは、何も、「そういうさりげない気遣いって大事だよね。みんなも、いいことしようね。」ということが言いたいのではありません。

というより、その子が、「自分の生きている一瞬一瞬で、自分のできることにちゃんと全力を注いでいる感じ」で、すばらしいなと思ったからです。

きっと一人ぼっちだった竹ぼうきさんもお家に帰ることできて喜んでいることでしょう。
ありがとう。

<おまけ>
現在、育朋館のトイレが絶賛工事中です。

武道場へ上がる階段が封鎖されたり、来週からは入口から入れなくなったりして、不便をかけますが、新しいトイレが完成するのを皆で待ちましょう。
(スリッパ倉庫も、「多目的トイレ」に生まれ変わりますし)


※育朋館ピロティに、便器がどーんと置いてあるのもなんか新鮮。N先生、これも一種のアートですかね?