責任ある行動とは -2年生-

道徳では、SNSでの言動を発端としたトラブルを事例とした物語を読みました。

物語では、関係のない人までもが憶測に基づく誹謗をSNSに書き込み、主人公も事実を確認することなくクラスメイトを責める書き込みをしてしまいました。そのことが相手に知られてしまい、困惑する主人公…。

授業では、この出来事について話し合い、責任ある行動について考えました。

 

【子どもの意見】

「改めて、言葉というのは怖いなと思った。その言葉一つで、もしかしたらその人の人生が大きく変わるかもしれない。これからも発言に気をつけていきたい。」

「今まで、LINEなどで問題が起きないように考えていたが、実際に起こることがあるので、もう一度気をつけようと思った。」

「自分の発言、行動には常に責任があるということを忘れずに、いろいろなパターンやリスクを考えて、自分が正しいと思う行動をし、その行動に自信をもてるようになりたい。」

「みんなの意見を聞いて、『責任ある行動』にはいろいろな定義があるが、考えを固めてから言うことかなと思った。私は、自分の言葉一つ一つに責任をもって過ごしていきたい。」

「Mくんの『責任をもたないこと』という意見に納得した。簡単に責任を負わず、責任を負ったなら果たすという『責任感』が大切だと思った。」

「私自身もたまに冷静に判断できずに、後で自分の発言や行動を後悔することがある。これからの生活で、常に冷静に物事を判断できるように意識していきたい。」

 

附中生は「自由」があふれた生活をしています。その「自由」は、附中生を保護者や周りの人々が信用しているから存在するのでしょう。

しかし、「自由」だからこそ行動には「責任」が伴います。なぜなら、他人や周囲の状況に振り回されず、自分の意思で「自由」に行動を決めたからです。行動の結果は、自分の判断の結果なのです。

自分が正しいと信じることを、自信をもって実行できる人になることを願っています。

 

 

(文責:2年部 今村伸昭)