「手紙~拝啓 附中生の君へ~」テスト対策編⑨
私は、昔も今も、ほとんど漫画を読みません。
これまでいろいろな先生が漫画についてふれていますが、「名前は知っているが、詳しく知らない」ものがほとんどです。
そんな私にも、ハマった漫画が一つだけあります。
それは、サッカー漫画『シュート』です。
小中学生のときにドハマりし、1巻から「新たなる伝説」の最終巻まで、しっかりと買い揃えました。
なぜサッカーだったのか、なぜ、『シュート』だったのかは、まったくわかりません。
ただ、久保嘉晴の「トシ、サッカー好きか?」という言葉に心震えたことはよく覚えています。
というわけで、大鹿です。
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拝啓 附中生の君へ
さて、テスト対策ということですが、テスト直前ですので、「私がテストを受ける際に考えていたこと・実践していたこと」をお話しします。
私は、1点でも多く取るために、以下のことをテスト開始時に行っていました。
①テストを見ずに、数分程度落ち着く時間をつくる
②名前を書いた後、いったんすべての問題を見て、解く問題の順番を決める
③見直しの時間を決める(だいたいラスト5分)
①について。
やる教科とやらない教科がありました。
テストに取り組む時間が足りなくなっては本末転倒なので。
数学ではおおよそやっていました。
理由は、「ある程度自信があったから」「点を落とすとしたら、ケアレスミスだと考えていた(勘違いしていた)から」です。
私は、先生の「始め!」の瞬間、一気に緊張してしまうタイプでした。
そのため、そのままテストに取り組んでも絶対にミスをしてしまうと考え、目を閉じて落ち着く時間をつくるようにしました。
大体1~2分です。落ち着いた自分を感じてから解き始めると、力を出し切れるような気がします。
②について。
簡単に言えば「大問1から解かない」「解ける問題から解く」ということです。
「テスト時間が足りない」「途中のあの問題のせいで最後までできなかった」「最後に簡単な問題があったのに」と感じたことはありませんか。
私は、中学校時代にそれを感じたため、最初から順番に解くことをやめました。
問題用紙を一通り見ていって、「解ける」「難しそう」をなんとなく判断し、「解ける」と思った問題から解いていきました。
「なんとなく」と書きましたが、この段階で問題文をがっつり読んでいては、時間がもったいないと感じていたためです。
難易度が低いであろう問題を先に解いておくことで、確実に点となる問題を増やしていこうとしていました。
③について。
②とも少しつながりますが、私は「解ける」と思った問題でケアレスミスをするのが一番もったいないと感じていました。
なので、「全てできていなくても、今できている問題でミスをしていないか確認する時間をつくろう」と考えました。
その考えから、だいたいラスト5分になったら新たに解くことをやめ、解いた問題の見直しをするようにしました。
計算ミスがないか、漢字表記のミスがないか…この時に重要なのは、自分の解答を疑った目で見るということです。
そういう目で見られれば、見直しすればするほど、ケアレスミスに気づけるものだと思っています。
※これはあくまでも個人の見解です。何よりも大切なのは、あなたにとってよりよいテスト実施方法をあなた自身が見つけるということです。そのためには、色々な方法を試してみるのもアリかと思います。
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本日のお相手は、1年B組担任の大鹿兼作でした。
そして、明日はいよいよ最終回です。
ラストはいったい誰なのでしょうか?