発想の転換 -3学期始業式-

始業式で校長先生は、
「1年の始まり。絶望的なメッセージに目と耳を疑った」
と、次の文章を紹介しました。

大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。
(元旦の「西武・そごう」の広告より)

この文章には、子どもたちもびっくり!
なぜ、元旦にこんな広告を出すのか、皆さんわかりましたか?
この文章を下から上へ、1行ずつ読んでみてください。
大逆転が始まるのです。

校長先生は、結びにこう話されました。
「新しい年が始まった。時代は、大きな変革期を迎えている。
発想の転換。こうあるべきという固定観念にとらわれず、
やわらかな発想で、あなたの生活を心豊かに切り拓いてほしい」

附中生にとって、更なる飛躍の年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。