言葉でつくる明日(ショート動画の制作)③

『啓発動画を、市の関係機関のかたに見せて意見をもらいたい』
私は字幕の追究をする中で、映像は場面を捉えやすくするためのもので、そこに字幕のメッセージが加わることで、視聴者の心が大きく揺さぶられているのだと実感しました。だから、字幕で場面の流れをつくり、感情を誘導することで、心の奥にあった「この状況は他の誰でもない自分が生み出している。このままではいけない」という思いに気づけると思いました。附中生のマナー改善はもちろんですが、歩道は公共の場なので、市のかたがどう考えるかも聞いてみたくなりました。

-市役所のかたとの交流-
市役所を訪問し、動画を見ていただきました。そして意見交換をしました。私たちの動画を観た広報課のかたは、「いくつか出てくる字幕の言葉に考えさせられた。大人とか子どもとか年齢に関係なく、周囲の安全を考えたり、自分にできる配慮を行動に移したりする人が増えることで、今の状況は変わると改めて思った」という言葉をくださいました。意図が伝わっていてうれしかったし、私も一人の市民として行動を起こせてよかったと思いました。
「この道は、みんなの道です」
私はこの字幕をいつも心にとめて、友達と登下校したいです。

言葉でつくる明日(ショート動画の制作)②

『行動を変化させるには、どんな字幕にすればよいのか?』
啓発動画を観た人の行動を見直すきっかけをつくって終わるのではなく、本当に実態を変えたいです。私たちは、啓発動画の最後の字幕で観る人の心を揺さぶることが大切だと考えて動画制作を進めていますが、最後だけを工夫しても効果は薄いことに気づきました。途中の字幕と最後の字幕がつながることが大切なのかもしれません。

そこで、みんなで話し合いました。
「フリで現状に気づかせ、オチではっとさせることで自分のことだという危機感を与えられるのではないか。」
「“気づく→考える→行動を促す”という意図をもった字幕を段階ごとに入れることで、視聴者の感情を揺さぶることができるのではないか。」
こうした話し合いを経て私たちは、
「視聴者が自分の経験と重ねられる字幕を複数使うとよい。そして、それらの組み合わせによって、視聴者が無意識だった良心に自覚し、行動の変化が起きるようにする」
という考え方を導き出しました。

この考え方で字幕と動画を完成させ、啓発活動に動き出そうと思います!

言葉でつくる明日(ショート動画の制作)①

私たちは2年生になり、附中生活がますます楽しくなっています。そんな中で、「私たち附中生のマナーは今のままでよいのか」という課題に目を向けるようになりました。悪い慣れが蔓延しては、自分たちの本当のよさが見えにくくなります。だからこの課題を、自分たちで克服したいです。
そこで、私たち自身が行動を変えるだけでなく、周りの人も一緒に成長していけるように、CMのような啓発動画を作り、それを使って訴えるとよいのではないかと考えました。構成などを考え、試しに動画を作ってみたところ、関心を引いたり、現状を提示したりすることはできますが、伝えたいメッセージを視聴者に伝えるにはまだまだ工夫が必要だと感じました。「啓発動画」を作るには、また相手の心を揺さぶるにはどんなことが必要なのでしょうか。追究が始まりました。