視覚で味わう この一杯の魅力(表現・鑑賞)③

「日本の麺をスリKL校の訪問団のみなさんに知ってもらいたい」
私は、樹脂粘土で味噌煮込みうどんを作る中で、見る人に食べたいと思わせるには、食べているような感覚を味わえるように箸で持ち上げた瞬間を表現したり、食材の特徴をよく観察して表現したりするとよいと考えました。
そこで、具材の特徴である質感や温度が伝わるようにつや感を足したり、うどんの煮込まれた感じの凹凸感も出したりしました。また、うどんや具材が煮込まれて味噌が染み込んだ感じを出すために、液体の樹脂にうっすらと色をつけて何度も重ねました。
完成した作品をマレーシアの訪問団のみなさんが来る日に展示しました。またこの味噌煮込みうどんの食品サンプルを見て興味をもってもらえたら、さらに知ってもらえるように英語で説明を書いたカードを作りました。ウェルカムセレモニー後にスリKL校の生徒に紹介したら、みんな食品サンプルに興味をもってじっくりと見てくれました。日本の麺料理に興味をもってもらい、食べてもらえたらうれしいです。

視覚で味わう この一杯の魅力(表現・鑑賞)②

「本物のようにおいしそうな麺にするには、どのような工夫が必要だろうか」
私は、食品サンプルを見る人の食欲をわかせるために、色を本物の麺に似せました。意見交流では、納豆の粘り気やラーメンを箸で持ち上げた瞬間を表現した仲間の作品をもとに語り合いました。この作品の表現は、食べる直前の景色を感じられるという意見や、食べ方も伝えられるという意見が出ました。
その後、特徴や動きを表す工夫を取り入れるとどんなよさがあるかついても話し合いました。そのなかで私は、納豆の粘りのある様子を表せば、独特のにおいや実際に混ぜているところを想像できるから、見る人は「どんな味なのだろう」と興味がわくのではないかと考えました。
自分の作品を見つめ直すと、麺や具材のしっとりとした特徴ををつや感でさらに表現する必要があると思いました。作品を完成させて、もうすぐ来日するマレーシアのスリKL校のみなさんに、天ぷら蕎麦の魅力を食品サンプルを見せながら伝えたいです。

視覚で味わう この一杯の魅力(表現・鑑賞)①

8月に国際親善派遣団がマレーシアを訪問しました。11月末には、マレーシアのスリKL校のみなさんが附中に来てくれます。
海外の人は、来日したらどんな日本食を食べるのでしょうか。どうやら海外の人にはラーメンやうどんが人気のようです。岡崎で人気のもろこしうどんや味噌煮込みうどん、家族とよくいくラーメン屋の豚骨ラーメン、さっぱりと食べられる蕎麦。マレーシアのみなさんに、「ぜひ食べてもらいたい一杯」を紹介をするためには、食品サンプルで表現するのがよいと考え、追究を始めました。
試作品を作る中で、つや感を出すことでおいしそうに見えることや、ネギなどの具材の色合いや変化をよく観察し、表現することが必要だということがわかりました。しかし、「食べたい!」と思ってもらうには、更に本物のように、そして、おいしそうに見える工夫が必要です。

どのような表現の工夫を取り入れれば、本物のようにおいしそうに見えるのでしょうか。