附中の生活 

平成31年4月8日(月)
青空のもと、満開の桜が咲き誇るなか、われらの学園に附中生が帰ってきました。
平成31年度、附属岡崎中学校の幕開けです。

始業式で、校長先生から次のようなお話がありました。
「後悔なんて、あろうはずがない」
と言いきれる附中生活にしたいものです。

2、3年生のみなさん、進級おめでとうございます。
われらの学園の新しい1年が始まりました。
時代は、平成から令和へ、新たな始まりに心躍ります。
今春、附中を巣立っていかれた先輩から、みなさんは大切なバトンを受け取りました。
「みなさん、一人一人が次代の附中の担い手です。伝統を吟味して引き継ぎ、どんどん新しいことに挑戦してください」
この答辞の言葉のとおり、みなさんが受け取ったバトンは、形だけを繰り返していく伝統ではありません。大切なものを見極め、よりよく創りあげていくという「附中の心意気」です。
先日、現役を退いたイチロー選手は、引退の決断に後悔はないかと問われ、
「後悔なんて、あろうはずがない。もっとできたことはあると思うが、結果を残すために自分なりに頑張ってきたということは、はっきりと言える。これを重ねることでしか、後悔を生まないということはできないのではないかと思う」
と、言い切りました。
かけがえのない「今」の積み重ねが、かけがえのない「未来」を創ることをその姿で教えてくれています。
附中生444名が手を携え、切磋琢磨しながら、
「後悔なんて、あろうはずがない」
こう言い切ることができる附中生活をともに創りあげていきましょう。