附中の生活 

新入生144名を迎え、H31附中号の航海が始まりました。
キャプテンである生徒会長は、次のように「歓迎のことば」を述べました。
私たちが進む世界は、決して悪い方向に向かっていないことを忘れてはいけませんね。

今、スタートを切ったばかりの附中での3年間を航海に例えるならば、
私たちは「附中」という名の船に乗り、みんなで大海に向かって漕ぎ始めたところです。
みんなそれぞれに得意な分野をもっていて、力を合わせて大海原を目指します。
どんな荒波にも、みんなの知識と知恵を結集して、冷静に乗り越える方法を考えます。
3年後、大海を超え、目的地で見る景色は、皆さんの想像を遥かに超えるものとなります。
では、皆さんの目指す港にたどり着くためには、何が必要でしょうか。

まず、一人一人が自分を毎日、進化させていく必要があります。
誇れる自分になる挑戦をしてください。
もし、あなたが船から落ちそうになったら、私たちが助けます。
問題を解決するときには、ディスカッションしましょう。
自分と違う意見も尊重し、討論し合うところは、附中生の誇りです。
失敗を恐れず、どんどん発言してください。

次に、世界はインターネットの普及により、急速に発展しています。
現在、東南アジアの国々はものすごい勢いで発展しています。
日本は豊かで安心だと言える時代はとっくに終わりを迎えています。
しかし、私たちは悲観的になる必要はありません。
世界へ視野を広げればよいのです。
既成概念を取り払って、事実を知ればよいのです。
新しい情報を得て、自分の頭で考え、世界に発信すればよいのです。
附中ではその発信を「Lifework」や「追究授業」によって行うことが可能です。
附中生は本当に恵まれた環境に置かれているのです。

新入生の皆さん、今、明るい未来に向けて、船を漕ぎ出しました。
明るく積極的にどんどん進んでください。
この3年間が、皆さんにとって素晴らしいものとなるように、私たちは精一杯応援することをお約束して、歓迎のことばといたします。