附中日記 

入学式から約3週間が経ちました。子どもたちは、オリエンテーション合宿に向けて、何度も何度も意見交流を重ねてきました。
そして、子どもたちは、オリエンテーション合宿の目的を「共挑成」(きょうちょうせい)と名づけました。

「共」に…

・お互いの個性をいかし、得意不得意を補い合おう!

・みんなと共に協力しよう!

「挑戦」…

・オリエンテーション合宿だから出来るものに挑戦しよう!

・出来ないからやめるのではなく、やってみる!

「成長」…

・常にさらなる高みを目ざして、考え行動しよう!

・自分の気持ちを伝える力をつけよう!

 

子どもは、「共挑成」を実現するために、「143人で創り上げるドミノ」、「143人で創り上げるステージ」という2つの活動内容を考えました。
そして今、それぞれのクラスでは、それぞれの思いを大切にしながら準備を進めています。
自分のよさ、仲間のよさを見つめる中で、仲間とともに挑み続ける姿、ともに成長を実感し合える姿を期待しています。

 

以下は、子どもの振り返りの一部です。

・何度も繰り返した話し合いの末、ついに台本が完成しました。配役決めの話し合いでは、自分が希望した役になることができ、うれしかったです。自分はセリフが多い役に立候補しました。自分の言い方によって、劇全体の印象が変わっていくと思うので、セリフはもちろん完ペキにして、演じ方もみんなの意見を聞きながら、よりよいものになるようにがんばっていきたいです。(A組生徒)

・今日は一日中話し合っていたと思うくらい、話し合いをしました。でも、それ以上に実行委員さんたちは、朝早くに学校に来たり、給食を早く食べたりして、時間をつくっています。全ては「共挑成」を達成するために、一生懸命に話し合ってくれています。私も応えなければと思い、意見を考えるけれど、なかなか難しいです。だけど、今日は1回だけ自分の意見を伝えられました。さらにがんばりたいです。(B組生徒)

・今日、劇の話し合いをして、とてもたくさんの意見が出て、よかったです。でも、みんなの考えがすごすぎて、まとまらず、自分でまとめられなかったのが悔しかったです。もう少しわかりやすく説明できたところもあったし、先に決めなきゃいけないこともぐちゃぐちゃで、大変でした。ちゃんと学んで、次に話し合うことがあれば、前よりも成長できるようにがんばりたいです。(C組生徒)

・今日は、級旗は完成に近づき、劇は台本ができて、初めて通すことができました。級旗は、三時間ほどの短い時間の中で、委員以外の人も手伝ってくれたことで、ペースよく進められました。劇は、台本を見ると本当にクオリティの高い面白い劇ができていました。通し練習をしたときも、常に笑わせにきていて、時間を短くできれば、最高の劇になると思います。私は、表には出ない役割だけど、裏方として上手に支えられるようにしたいです。(D組生徒)